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大田区の民泊コスパ

大田区のAirbnb掲載は1,260件(一棟貸し)で、 そのうち届出番号が確認できる住宅宿泊事業は302件(24%)です。 届出ありに絞ると定員の中央値は2人、宿泊単価の中央値は¥12,300。 定員4人でそろえたときの損益分岐面積は70.3m²で、23区中8位でした。

定員別に見る

年間稼働124.7日で計算(東京都全体の実測・2025年度)
定員宿泊単価年間売上見込み損益分岐面積掲載数
2人¥11,792¥1,470,46248.8m²164
3人¥12,255¥1,528,19950.7m²83
4人¥17,000¥2,119,90070.3m²35

損益分岐面積は、年間の売上見込みが家賃と釣り合う広さの上限です。 大田区の家賃は¥2,513/m²/月なので、たとえば30m²を借りると年間¥904,680かかります。

この区の数字

項目値出所
Airbnb掲載数(一棟貸し・全部)1,260Inside Airbnb
うち届出番号あり(住宅宿泊事業)302(24%)Inside Airbnb
宿泊単価の中央値(届出ありのみ)¥12,300Inside Airbnb
同・全掲載で見た場合¥15,017Inside Airbnb
定員の中央値(届出ありのみ)2人Inside Airbnb
直近1年のレビュー数(中央値)11Inside Airbnb
家賃¥2,513/m²/月住宅・土地統計調査
地価¥621,000/m²地価公示
届出住宅数(当サイトの取得分)—自治体の届出住宅一覧

届出率が低い区は、その区で住宅宿泊事業として成立している物件が少なく、旅館業や特区民泊が主流であることを示します。中央区は3%、江東区も3%で、住宅宿泊事業のルートはほとんど使われていません。

近いコスパの区

単価は「届出番号が確認できる物件」だけで集計しています。 Airbnbの掲載には、住宅宿泊事業(届出番号がM+数字)のほかに、旅館業や特区民泊の物件が混ざっています。 後者には年180日の上限がありません。同じ土俵ではないので、混ぜると数字が壊れます。 実例として中央区は定員4人の掲載32件のうち届出番号があるのは1件だけで、 残り31件が単価33,710円を作っていました。混ぜたままだと中央区が23区で最も割安に見えてしまいます。 届出番号のある物件が30件に満たない区は、数字を出さずに空欄にしています。

この数字は「家賃だけ」と比べたものです。 損益分岐面積は、年間の売上見込みが家賃と釣り合う広さの上限です。 清掃費・リネン・光熱費・保険・管理システム・仲介手数料・宿泊税の徴収事務は含んでいません。 実際に手元に残る損益分岐は、これよりかなり狭くなります。

定員をそろえずに区を比べると、数字がひっくり返ります。 素の中央値だけを見ると新宿区21,320円・葛飾区21,073円で差は247円しかありませんが、 葛飾区は定員6人の広い一棟貸しが多く、新宿区は定員4人が中心です。 同じ定員でそろえ直すと差は7,229円になります。このサイトが定員別に出しているのはそのためです。

稼働日数は都全体の値です。区ごとの宿泊実績は公表されていません (公表されるのは届出日・届出番号・所在地だけです)。よって全区に同じ稼働日数を当てています。

出典

  • 宿泊単価:Inside Airbnb(2026-06-30版・CC BY 4.0)。一棟貸し(Entire home/apt)の提示価格であり、実際の成約額ではありません。
  • 稼働日数:観光庁「住宅宿泊事業の宿泊実績」(2025年度・6期合計の実測)。届出住宅あたりの年間宿泊日数で、分母は届出数ではなく報告件数です。
  • 家賃:総務省「住宅・土地統計調査」(借家の1m²あたり月額)
  • 地価:国土交通省「国土数値情報 L01 地価公示」(2025年)

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